会員サイト機能

「会員サイトにログインできない」場合のチェックポイント

お客様から会員サイトへログインできないという問い合わせがあったときのチェックポイントについて説明します。

チェックすべきポイント

ログイン認証がNGとなる原因については、以下2点で引っかかっている場合がほとんどです。

  1. ユーザーにロックが掛かっている
  2. チケットが無効になっている(WP会員サイトの場合)

システムがロックをかけるタイミング

上記2つのロックがかかるタイミングですが、定期課金の決済が失敗したタイミング(決済断念)でロックが掛かります。

この場合、お客様が決済が失敗した請求について対応していただき、支払いを完了させていただければ自動復帰するようになっていますが、その他(その方が持っている別の契約も含む)で未払いが残っている場合は自動復帰が行われませんのでご注意ください。

管理画面で管理者がロックをかけたり、外したりすることもできますので、意図せずロックが掛かっている場合は解除していただくことで問題が解消されます。

会員サイト(WP・付属のサイト・パートナーサイト)→決済断念(ロック)でログインできない

マイページ→退会かユーザー削除しない限りログインできる(ロックされていてもできる)

ユーザーにロックが掛かっている場合

ユーザーの詳細画面でロックという項目があります。チェックが入っている状態は「ロックが掛かっている」という状態です。

ロックが掛かっている状態

この場合、契約者マイページ以外の画面にはログインできなくなります。(サービスを提供しては行けない状態とシステムは認知しています。)

このチェックを外していただき更新すると、ログインできるようになります。

チケットが無効になっている場合

チケットは有効な契約を持っているかの目印として利用できます。
よって、チケットが無効になっている場合、それは契約の状態が有効でないという意味となり、Wordpressで作成された会員サイトの設定で、該当チケットをログインできる条件としていた場合、その会員サイトへはログインできなくなります。

こちらも自動で復帰しない状況が起こりましたら、ユーザー詳細画面で「有効化」することが可能となっています。

1.チケット一覧へ移動

2.「有効でないチケットも表示」へチェックをいれる

無効となっているチケットは、初期状態では一覧に表示されません。よって、「有効でないチケットも表示」へチェックを入れます。

3.マウスオーバーして「有効にする」のリンクを押します。

こうすることで、チケットを有効に戻せてログインも可能な状態になります。

サーバーキャッシュ設定の確認

WordPressで会員サイトを構築する場合、サーバーキャッシュが有効になっていると、ログインできないなどの報告を頂いています。

サーバーキャッシュとは、表示の高速化を目的とした機能で、たくさんのアクセスがあるようなブログ・サイトには有効な機能です。

どういった役割を担ってくれるかといいますと、最初にアクセスが合った時に表示させた内容を保存しておき、一定時間はその保存された内容を表示させるというものでして、表示を高速化し、大量アクセス時の高負荷にも耐えることが目的です。

しかし欠点が無いわけではなく、用途によって使い分けが必要です。というのは、キャッシュが表示される一定時間の間は記事に変更があったとしても適用されずに、以前の内容が表示されつづけてしまうという欠点もあります。

このサーバーキャッシュですが、レンタルサーバーのWP専用プランなどで初期状態で有効になっているケースが確認できています。

こちらの機能をOFFすると、問題は解消されるかもしれません。ログインができない場合は一度ご確認ください。

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2019.10.21
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