こちらは自社アカウント【PayPal】を導入の運営者様の記事になります。
はじめに
決済アカウントにPaypalを選択した場合、配慮すべき点がいくつかあります。
Paypalの場合、決済は必ずPaypal側で行う必要があります。
請求や支払いがTAKETINシステムの外側にあり、通知を受けることでシステムに反映するというものです。
つまり、請求や支払いの変更はTAKETIN側で出来ずPaypal側で対応となる場合がほとんどです。
こちらでは、お客様から支払いや請求についての変更に対応する内容をご説明いたします。
初回銀行振込に変更する。
TAKETINのシステムで行えるのは、申し込みをされたがPaypalにて支払いを完了されておられない方に対し銀行振込に変更するということのみです。
申し込みを完了され、支払いが行われていない状態ですと申込の状態は保留となります。
(申し込みフォームの中で決済をされても反映に時間がかかる場合がございます。その場合も保留の状態が一時あります。)
支払い方法を変更より、銀行振込に変更ができます。
その他
その他の変更については、Paypalにて行うというのが原則です。
支払いカードの変更などは、Paypalの画面にてお客様によって行うことができます。
(Paypal側での制限や変更により変わる場合がございます。)
キャンセルを行う
Paypalでは、支払いカードの変更のほか定期支払いの停止などをお客様側で行うことが可能です。
キャンセルについては、TAKETINシステムで行えるほかに事業者側のPaypalでも行うことができます。
決済情報は連動しますので、Paypal側で行っても決済に連動した会員情報は反映されます。
システムからの解約は、申し込み画面メニューより行えます。
①解約予約日を入力することでその日時での解約となります。
次の課金を発生させたくない場合などは、更新日の前日までの指定で対応できます。
②キャンセルの際に通知メールを送信されたい場合は、チェックを入れます。
③キャンセル時に顧客をロック状態としたい場合は、チェックを入れます。
④未入金の支払いがありその支払いをキャンセルする(今後請求しない)場合は、チェックを入れます。
停止の際は、キャンセルとしその後に課金を再開したい場合は、再度契約をしていただくという対応になります。
Paypalでの実際の画面(2021.9月時点)
取引それぞれに画面が存在します。
また、詳細の画面でサブスクリプション契約への対応が可能です。
返金を行う
Paypalをご利用であれば、返金の対応はpaypalで行う必要があります。
取引の詳細より返金を実行することができます。合計返金額を確認し、実行とすることで返金は完了です。
プランを変更する
プラン変更の際は、旧プランをキャンセルし新プランを契約するという方法になります。
切り替えるというより、キャンセルを経由し入り直すという対応です。
おすすめする方法
継続課金の運用でPaypalは下記の理由であまりお薦めしておりません。
- 顧客自身がPaypalアカウントを持っていないといけないこと
- 顧客自身が定期支払を停止できてしまうこと(販売者にはメール通知のみのため顧客管理が大変になります)
- 契約フォームと支払いフォームが別の画面になってしまうため、未払いが発生してしまい弊社システムの強みを活かしきれない部分があること
もし弊社のプランをご利用の方でカード支払いに変更されたい場合は、顧客データなどそのままで切り替えが可能です。
その際は弊社サポートまでご連絡ください。
また、Paypalのご利用であれば申し込みの変更を行う場合は、既存の契約をキャンセルし新たな契約を準備する方法が管理が行いやすいかと思われます。
Paypalで契約の変更を行える部分もございますが、一部制限もあり管理の部分で配慮する必要があります。