決済管理

オート銀振り機能を利用する

はじめに

これまでの銀行振込は、お客様に振込金額や口座情報をお伝えし入金を依頼。その後、入金状況を確認しサービス提供との流れでした。

入金状況の確認や着金・消し込み作業は、事業者側で行う必要はあり手間が発生してしました。
この課題を解決するために、「オート銀振り機能」との連携が可能となりました。こちらで機能と設定についてご案内します。

ご利用にあたって

オート銀振り機能は、決済代行会社UPC様とのご契約が必要となります。ご利用を希望される場合、弊社より対応をご案内させていただきますのでサポート宛にご相談ください。

オート銀振り機能と連携を行いますと、事業者の口座で入金を受け付けるこれまでの銀行振込は利用できません。併用ができませんので、ご注意ください。

オート銀振り機能

オート銀振り機能は、お客様ごとにユニークな口座番号※を振込先として発行します。(※GMOあおぞらネット銀行の口座)
お客様が、専用の口座に振り込みを行うことで契約を特定し、入金確認や消し込み作業を自動化します。これによりこれまで事業者側で行っていた入金状況の確認等の手間を無くすことができます。

一連の流れ(一例)

⓪お申し込み

お客様は、申込フォームからお申し込みを行い、自動返信メールにて自身の専用の振込先口座や金額などを確認します。

①振込み(お客様対応)

お客様は、振込みの対応を行います。
専用の口座に振り込みを行うことで契約・請求を特定し、入金確認や消し込み作業が自動的に行われます。

②サービス提供

入金確認や消し込み作業が完了し契約が有効な状態となるとサービスの提供となります。
会員サイトなどWEBでのサービス提供であれば、商品に設定の入金時メールを活用することで提供を自動化することもできます。
(例:会員サイトの案内、ログイン情報の発行・通知など)

導入や運用の際の注意点

自動返信メールの用意

標準で用意されている自動返信メールの多くは、クレジットカード決済に対応する内容で用意されています。オート銀振りをご利用される場合は、お客様へのご案内などの内容を含むメールを用意する必要があります。

導入設定の際に、サポートにてサンプルメールをご用意いたします。用意されたメールを調整しご利用いただけます。

仕様上の注意

オート銀振りは、UPC側で請求が登録されることで専用講座で入金を受付することができます。
1回限りの決済である通常販売タイプの商品であれば特に問題はありません。
一方で、定期課金商品の場合は注意が必要です。具体的には<2回目以降の支払い>については更新後の振込みとしていただく必要があります。

自動返信メールのサンプルは、お客様へのお振込のタイミングへのご案内の内容を含みます。
オート銀振り機能をご利用の場合、請求が登録されていない段階の更新案内メールは利用しないことを推奨します。※
※更新案内をしてしまうとお客様が請求の登録の前に先に振込の対応を行う可能性があるため。

入金がない場合の対応

入金があった際の確認や着金・消し込み作業は自動化できますが、一方でお客様が入金の対応を行わない場合については別で考える必要があります。
以下にて内容をまとめておりますので、ご確認いただきご不明な点があればサポートまでご相談ください。

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